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ブレーキシステムオーバホール(83550km)

2005.12.24-25
この車にて初めてと思われるブレーキシステムのオーバホール。
特に危ないのは、フロントのブレーキパッド。前回の交換より4年半年が経過し、45000km以上使用してきた(サーキット走行にも利用していたが、高速道路の長距離移動が多かったために、これほど寿命を延ばしたと思われる)。
また、10年以上使用したブレーキホースも危ないし、キャリパのピストンはさびて腐っているのではないだろうか?^^;
ということで、部品を一揃え。


今回準備した、ブレーキシステムオーバホールのために準備した部品達

今回再利用するブレーキ周りの部品は、マスターシリンダ、ブレーキペダル、ABSユニット、配管、ロータぐらい。
それ以外は、すべて手を加えることにした。
そのために準備したものが、上記の写真の通り。

  • ブレーキフルードDOT5 500ml×3本(結果的には2本で十分足りた)
  • ブレーキグリース (キャリパー内部にも用いることができるもの)
  • 社外のステンメッシュブレーキホース1台分
  • ブレーキキャリパダストシール1台分
  • ピストンシール1台分
  • キャリパガイド(スライドピン)ブッシュ1台分
  • ブレーキパッド1台分

    ブレーキパッドは、プロジェクトμにTYPE HC+を特注(またか!w)したもの。
    前回はN3000をオーダしたのだが、isには効きがイマイチ不足ぎみであったので、TYPE HC+にしてみた。


    オーバホール前(フロント)


    オーバーホール前(リヤ)

    さて、早速作業に取り掛かろう。
    この作業は、どんなに頑張っても1日で終わらない可能性が高い。ネジ・ナット類の固着や、キャリパ分解清掃・再組立に時間をとられるためだ。
    一人で行う場合には、2日みておいたほうがいい。
    #今回は、エア抜きを含めて、すべて一人で行った(2人で行うことが望ましい)。


    オーバーホール前のキャリパ(フロント)


    オーバーホール前のキャリパ(リヤ)

    見よっ!このキャリパの状態!
    パッドが磨り減って、スライドピンが相当量見えている。
    パッド残量を計測したところ、フロントは2mm未満!、リヤは5mm未満。
    フロントにいたっては、ブレーキパッド残量センサの検知部のワイヤーが見えていた(通常は、樹脂に覆われており、パッドの磨り減りに合わせて磨耗し、最後は断線することで警報を発する)。
    今回は、パッド残量センサの予備を入手しなかったので、そのまま再利用(運転に困るわけでもないし^^;)

    分解の前には、タンクよりブレーキフルードを抜いておこう。
    タンクからすべて抜き取ったところで、配管類にたまった分が抜けてくるのだが。

    キャリパを車から取り外す前に、ブレーキホースのナットを緩めておくと、後の作業が楽(車外で外すには、キャリパを万力等で固定する必要が出てくるだろう)。
    ホースの取り外しには、11mmのフレアナットレンチと14mmのフレアナットレンチを必要とする(早回しには、スパナで良い)。
    ブレーキホースは、予想外に固く締まっている。安物のフレアナットレンチではナットを舐める可能性がある(1箇所舐めてしまい、泣くことになってしまったのだ(泣))。

    フロントは容易で、ボディ側1箇所、キャリパ側1箇所を緩めるだけで、ホースは取れる(キャリパからのホースの完全除去は、後で行うほうが良い。ピストンの取り出しに必要不可欠だからだ)。車側の配管からは、ブレーキフルードが洩れるので、何かで穴をふさぐか、ビニール袋で受けた方がよい。
    キャリパは、7mmのヘキサゴンボルトを2本抜くだけ。これで、車側からキャリパとホースが取れる。キャリパステーは取り外す必要はない。パッドが載る部分を清掃しておこう。

    リヤ側は、少々厄介。
    まず、スペースが狭い。その上、サスペンションアームがあちらこちらから伸びている。
    さらに、パーキングブレーキのワイヤ(isの場合、ドラムインディスクなので、キャリパがパーキング機構となんら関係していないのが幸いだ。前車GALANTの場合は、キャリパの中にパーキング機構が組み込まれていたので、さらに厄介だったのだ!)。
    そして。isの場合は、リヤブレーキホースが2分割されており、中間にS字状の配管がサスペンションアームに取り付けられている。この取り外しも大変なのだ(立って作業できれば、それほど大変でもないのだが...サンデーメカニックに、そんな環境を期待できるわけもなく)。
    フロントと同じようにホースのナットを緩め、ホースステー(先ほどのS字配管についている)をサスペンションアームから取り外し、キャリパを取り外す。
    ここで問題発生!ホースのナットが1箇所固着してしまい、どんなに頑張っても緩まない。うんうん頑張っているうちに、フレアナットレンチがナットを舐めてしまった!(泣)
    こうなると最悪。
    結局、手持ちの工具では取り外せず、無理して車側の配管を壊しては元も子もないので、1本古いブレーキホースが残ってしまった。残念無念。新たに良質なフレアナットレンチを用いるか、プロに任せるしかないなぁ。

    というわけで、車から取り外されたキャリパとホース類。
    写真を撮っておきたかったのだが、そんな余裕はない!(寒いし、作業量が膨大なのだ^^;)
    というわけで、今回は、テキストベースのレポート。

    取り外したキャリパには、ホースからエアを加圧して、ピストンをポッドから抜く!
    本来は、エアコンプレッサから加圧するのが筋だろうが、そんなものは無い!
    というわけで、手動の空気入れ(自転車用)で加圧した。ホースとの接合には、ビーチボール用かなにかのプラスチックの口を利用。こんなものでも、エア漏れしないようにしっかり押し付ければ、「パン!」といういい音がしてピストンが抜ける!

    BMWのキャリパ(ATE社製だった)の場合、ピストンのダストシールは、リング等で固定されていない。ピストンとリングで上手にはまっているだけ。
    抜けたピストンをよく観察してみるが...綺麗。ポッドは...綺麗。ダストシールは...まだまだ弾力アリ。あー、徒労かよー。

    すべて分解できたならば、洗浄に入る。今回は、台所洗剤マジックリンを使用。素人が容易に入手できる範疇では、これが一番汚れを落とすね。
    片っ端から洗浄して、ダストや古いグリースを落とす。ピストンやスライドピンに固着した汚れは、後ほど1000番程度の耐水ペーパで汚れを落としてしまう。
    綺麗になったら、ピストンとポッドは即エアを噴き、ブレーキフルードを塗る。錆止めのためだ(あっと言う間に錆びる)。
    が、よく観察してみると、ピストン表面とポッド側面(要は、これら2つの接触面)はメッキ?状に加工されており、錆びの微塵も見られなかった。
    キャリパについているスライドピンのガイドブッシュは、圧入してあるだけ。マイナスドライバ等で取り外し、指で新品を押し込むだけ。新品のガイドブッシュには、入れやすいようにロウが塗ってある。

    綺麗にしたピストンはよく拭き、ブレーキグリースを薄く塗る。ポッド側はブレーキフルードを塗布しておこう。組み付けは、ポッドにピストンシールを組み込み、ダストブーツをピストンに仮組みしてから、ポッドにはめる。後は、ピストンをまっすぐポッドに挿入すれば、自動的にダストブーツは組みつけられるように出来ている。
    ピストンは、指の力でスムーズに挿入できるはずなので、出来ない場合は潤滑が足りない、まっすぐ入っていない等が考えられるので、再分解してよく見直そう。
    慣れれば、1個10分程度で組み上がる(慣れた頃には、1台分完了しているのだが^^;)。

    結局...1日目は、ここでオシマイ!

    2日目。


    パーキング機構の確認

    この際だ。パーキング機構も確認しておこう。
    キャリパステーを取り外し(これも固着して、過去、取り外せなかったのだ。が、今回は大型のアルミジャッキを利用して高く持ち上げることができたので、無事外れた!やはり、作業姿勢は重要!)
    4年ぶりとなるパーキング機構との再開。うわぁ、ダストだらけ。洗浄してみたが、シューの残量はある。とりあえず、グリースアップだけして、このまま組み付けた。

    さて、早速、昨日完成したキャリパを車側に戻そう。
    難しいことはなにもない。一つ一つ丁寧に、ナットを締め、漏れが無いように組み上げるだけ。特に今回はステンメッシュホースを利用するので、ねじれに注意して!

    キャリパとホースを組み上げたら、早速エア抜きだ。
    通常のエア抜きとは比較にならないぐらいエアを噛んでいる。エアを噛みすぎているので、ブリーダバルブに装着したワンウェイバルブが動作しないほど(ペダルを踏んでも、エアの圧縮で終わる)。
    そこで、ブリーダーバルブをほんの少しだけ開け、ひたすらペダルを踏んでやる。もちろん、ブリーダバルブから古いフルードが排出されるのを確認しながら(運転席側しか見えないけどね^^ゞ)。
    一通りエアが抜けると、ペダルのタッチが重くなる。
    ここで、ブリーダバルブにワンウェイバルブを装着し、ほんの少しだけブリーダバルブを開けて、再びエア抜き。
    手馴れていると、1Lもブレーキフルードがあれば、完了するはずだ。

    さて、試走。
    ブレーキを踏むと...ふにゅぅ~ あ、甘い!orz
    エア抜きが甘かったか!?
    ということで、もう一度エア抜きを行ったのだが...エアが抜けてこない。
    そうか!新品のブレーキパッドを古いロータに組んだために、あたりが付いていなかったのだ!だから、ペダルフィールが著しく悪かったのだ。
    ということで、しばし様子を見てみる。

    街乗り100kmも走行すると、ペダルフィールは問題なくなった。しっかり効く!いい感じ!
    が、軽くペダルを踏んだ時のリヤブレーキからの鳴きが激しい。
    ちょっと、パッドの角がロータに引っかかっているのかな?しばらく様子を見よう。
    そうそう、心もち、車が軽く動くようになったように思った。
    #にしても...ホース1本交換できなかったのが、悔やまれる!

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    テーマ : 整備
    ジャンル : 車・バイク

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