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エアフロコンバータの装着

真夏の暑さが残る、とある夏の日。
思い起こせば、この日から、エアフロ換装の作業は始まったのだ。

一口に空気の量を計測すると言っても。
流量を計測する、圧力を計測する、質量を計測する、など、計測内容とその手法はさまざま。

1970年代からあるベーンフラップ式は、流量を計測する方式。
原理は単純であり、エア通路に板(ベーン)を設置し、通過するエアによって押されるこのベーンの可動量(=可変電気抵抗の抵抗値を可変させる)をセンシングすることで、流通量を間接的に計測する。
そのため、吸気抵抗が大きく、エンジンパワーとレスポンスに負の影響を与える。
特に、エア流量の少ない低回転域ほどこの影響は大きく、無視できない。

1990年代後半からよく利用されているホットフィルム式(ホットワイヤ式の発展系)は、空気質量を計測する方式。
エア通路に設置された可変電気抵抗(センサ)から、吸気によってセンサから熱を奪い、奪われた熱量に比例して抵抗値が可変することを用いて、流通量を計測する。
吸気抵抗が少なく、エアの質量をダイレクトに計測することができる(気体の圧力や体積は、気温や大気圧によって大きく変化するため、流量計測や圧力計測の場合には、別のセンサを用いて補正を行うことが必要不可欠である)。

#燃調を話す際に出てくるA/F(Air/FUEL)の比は、質量比を表している。
#なので、吸気量は質量として計測できる方が、よりありがたいのだ。

両者は、計測する単位も、計測手法も異なり、当然ながら、センサ構造(しいては出力される電気信号特性)もまるで違う。
そのため、単純な置き換えはできず、センサから出力される信号をホットフィルム式→ベーンフラップ式に変換することが必要不可欠なのだ。

#もしくは、ホットフィルム式に適合したエンジンコンピュータに換装する方法もある。
#手っ取り早い方法は、Motecのようなフルコンピュータを導入すること。
#これが一番確実で最適であるが、コストが高い、燃料マップをすべて作り直す必要があるなど、デメリットもある。

今回は、M42エンジンの基本特性を考慮して(早い話が、フルコンを導入するまでもないと判断したの^^;)、エアフロのみを換装することを考えたのだ。


入手したエアフロコンバータ APR社製 AFCimpII いろいろ検討した結果、APR社製 AFCimpIIを用いることにした。
他には、HKS社製のF-Conシリーズや、Trust社製のe-manageシリーズ、そして、AFCimpIIの元になったと思われるapexera社製(APEX)のSuperAFC IIなども候補であった。
が。
今回は、利用したいエアフロおよびエンジンコンピュータ(DME1.7)に関するデータがあること、欧州車での動作実績があること、そして、メータ代わりにもなることを考慮して、APR社製 AFCimpIIを採用した。
#他の製品だって、頑張れば、用いることが出来ると思う。
#Trustのe-manageなんか、最後まで諦め切れなかったのだ^^;


エンジンコンピュータの位置 早速、作業に取り掛かろう。
エンジンコンピュータの位置は、車前方からバルクヘッドを見て、左側(矢印)にある。


エンジンコンピュータ(DME)とご対面 バルクヘッドにあるカバーを外してやると。
そこには、エンジンコンピュータDME1.7が存在する。


取り出したDME1.7 取り出したDME1.7は、こんな感じ。
意外に軽い。


DME1.7に繋がるコネクタを外す DME1.7より、コネクタを外す。
レバーを起こすだけで、すんなり取れる。


コネクタケースを分解し、SuperAFC IIの配線を割り込ませる コネクタケースは、タイラップとネジで固定されている。
分解すると、そこには、たくさんの配線が。
SuperAFC IIに付属の配線図と見比べ(コネクタの表裏に注意!)、間違えないように配線を割り込ませていく。
丁寧に配線しなければ、車両側の配線を断線させたり、ショートさせ、最悪の場合、DMEが破壊されるおそれがあるので、細心の注意を払って、作業をすること。
特に、絶縁処理を念入りに!

配線が完了したら、ミスがないか、何度も確認すること。
いい加減な配線をして、エンジン始動困難、不調に陥ったら、原因追求が大変である。


コネクタを綺麗に組み上げ、DMEに装着する コネクタカバーをほんのわずか切り込んでやるだけで、純正装着されていたか?と思うほど、綺麗に装着可能。
無論、これが無用のトラブルを避けることに繋がる。


室内側まで配線を引き込み、SuperAFC II本体をダッシュボードに装着 DMEへの配線が完了したら、DMEを車に装着しよう。
DMEから伸びたSuperAFC IIの配線は、バルクヘッドにある+配線のグロメット(バルクヘッドに取り付けられたゴムのカバー)に切り込みを入れて、室内側に引き込もう。
ちょうど、グローブボックスの裏側ぐらいに出てくるはずだ。
SuperAFC II本体は、どこに取り付けても良い。
GALANT's Cafeの場合は、SuperAFC IIにL字の金具を装着し、黒いカッティングシートを大きなビニールテープの代わりにして、メータ右脇に装着した。
ここならば、右手でSuperAFC IIを操作することが容易なだけでなく、視線移動も最小でSuperAFC IIを見ることができる。
ちなみに、SuperAFC IIの配線は、エアコンユニット裏側を通して、運転席下部から引き出した(ちょうど良いケーブル長である)。

配線が完了したら、SuperAFC IIの取り扱い説明書をよく読んで、車種別設定を正しく施そう。
最悪の場合、SuperAFC II、DME1.7、そしてエンジンが破壊するおそれがある。


完成した室内の様子 操作性も視認性もよい位置に、SuperAFC IIが装着できた。
また、配線も、ほとんど見えない。


さぁ、これで、エアフロ換装の下準備が出来たわけだ!

エアフロの換装(w/自作エアフィルタ配管)に続く。


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早いもので、E36型318isに乗って、10年になりました。

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